『戦略読書』定点観測 - 2017年3月
はじめに
下記は、今年の読書ポートフォリオ・マトリクス(以下、RPM)です。昨年の実績値を参考に、年間200冊・読書時間460時間、マトリクスは横軸が「鍛錬⇔趣味」、縦軸が「基礎⇔応用」にアップデートしました。
図1 2017年版のRPM
定点観測
趣味-基礎

のび太の結婚前夜/おばあちゃんの思い出新装完全版―映画ドラえもん (てんとう虫コミックスアニメ版 映画ドラえもん Vol.)
- 作者: 藤子不二雄F
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (26件) を見る
何度でも泣ける名作2本セット。本編はアニメセルだが、「原作とアニメの違い解説」も付いており、読んでいて楽しい。
趣味-応用
電子書籍の未来については特に気になった部分だったので、別途書評記事を書きました。詳細はそちらもごらんください。業界関係の人が見ても、そこそこ的確な感じ。ただ、その分予測できそうな未来が語られており、目の覚めるような未来は語られていなかったのが残念。まぁ、論理的な経営者は夢物語よりも現実的な未来を語るほうが正しいよね。
鍛錬-基礎
なし
鍛錬-応用
![BRUTUS(ブルータス) 2017年 1/1・1/15合併号[危険な読書] BRUTUS(ブルータス) 2017年 1/1・1/15合併号[危険な読書]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41q85i76d-L._SL160_.jpg)
BRUTUS(ブルータス) 2017年 1/1・1/15合併号[危険な読書]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2016/12/15
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (2件) を見る
「危険な」切り口はたくさんある。荒唐無稽、特殊、狂気、異常、思想、、等々。ここに取り上げられている本は、どっぷり浸かってはいけないと思いつつも魅力的で、引き寄せられる力を持っている。あぁ、読みたい。どんな本かは、本編でお確かめ下さい。
BRUTUSの「危険な読書」特集にも通じる本。こちらは、専門書・芸能本・ノンフィクション・趣味本等、本のジャンル別に変わり種を収録。危険ではないが、興味本位でのぞき見したくなる。
分析
以下は今月のRPMです。棒グラフが冊数、折れ線グラフが読んだ時間です。
3月はTwitter等、他メディアに確実に時間を吸い取られました。本読みたいなぁと思いつつも、ついついSNSに時間を奪われる。そんな月でした。
読書形態(紙、図書館、スマホ、専用端末)ですが、3月は紙のみ。図書館の本も、借りたけど読まずに返していました。
従いまして、あまり分析要素がありません。月4冊って定点観測始まって以来の低水準かもしれません。。材料がないと、分析もやりずらいなぁ。
続いて、累積のRPMです。
3月の読書傾向が微妙だったこともあり、累積のグラフが三角屋根の形をしていることに変わりはありませんでした。
ちなみに、学習要素が高い両端の「鍛錬‐基礎」と「趣味‐応用」、2月までは0冊でしたが、3月は親書を1冊読んだので、かろうじて変化が見てとれます。
次に読む本
戦略読書のキモは、他人と差別化するために、他人と違う本を戦略的に読みこなしていくことであるとし、組み合わせて自分が選ばない本を選んでみるという作戦を考えました。下図はその手法を図示したものです。
この仕組みに則り、2月に選んだのは、以下の本でした。

- 作者: 宮下洋一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2015/06/05
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
そして、3月の読書状況を見てお分かりの通り、まだこの本、読めておりません。次に読む候補としてストックしておき、図書館や書店に赴いた際には、積極的に手に取ってみようと思っています。
さて、3月はイマイチでしたが、4月挽回なるか。最近さぼっていた定点観測のまとめ、どんどん出していこうと思います!
参考