文字で味わうキャンプ料理
今年の春くらいに発売になったブルータスのキャンプ特集雑誌。改めてペラペラ読み返していたら、「文字で味わうキャンプ料理」という面白い記事がありました。小説の中に登場する料理シーンを、オカズデザインさんが実際に再現するという企画です。
▼マガジンハウス著「BRUTUS(ブルータス) 2015年 6/15 号[雑誌]」(マガジンハウス)
雑誌では、とてもおいしそうな文章を、とてもおいしそうな料理に仕立ててくれています(もちろん写真付き)。こういう紹介のしかた、嫌いじゃないです。少なくとも私はこれがきっかけで読みたいなと思いました。そして、本のデータをオープンにリンクさせることで、こういう生きる企画ってたくさんできそうな気がしています。
本にどんな料理が出てくるかは、雑誌を読んでのお楽しみ、ですね。私の場合、ちゃんと読んだ本は意外と少なかったです。読書の秋だし、食欲の秋だし、秋の夜長においしそうな料理を想像しながら読もうかな。
気になった本を数冊だけ、ご紹介。
▼アーネスト ヘミングウェイ,高見 浩著「蝶々と戦車・何を見ても何かを思いだす―ヘミングウェイ全短編〈3〉(新潮文庫)」(新潮社)
▼オトフリート=プロイスラー,トリップ,中村 浩三著「大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる(偕成社文庫(2009))」(偕成社)