エイプリルフールとディスプレイ
先日「マンガアプリの利用に関する実態調査」に関する報告書が公開されました(これはタイトルとは関係なく、本当の話です)。10~30代の男女600名を対象に、マンガアプリの利用状況を調査したそうです。これによりますと、全体の4割強がほぼ毎日マンガアプリを使用しており、NHN Playartが運営するcomico(コミコ)が最も人気だったとか。
comicoといえば、縦スクロールに特化し、上下のスワイプ操作でマンガを読み進められるインタフェースが特徴的なアプリです。私も試しましたが(継続利用はまだできていません。。)、ページは横にめくるもの、という既成概念に捉われずにスムースに読書でき、とても素晴らしいアプリだと思いました。
そのような中、さすがエイプリルフール!出ましたタテ読み特化の新スマホ!
まぁこれはエイプリルフールのネタですが、読書デバイスもいろいろあって楽しいですよね。これまでにも、真面目なところで(!?)、紙タイプ、巻物タイプ、スティックタイプなどいくつか提案されています。まだこれといったものはなく、どれもさほど浸透している気はしていませんが。
<紙タイプ>
- Polymer Vision 2011 Rollable 6-inch SVGA display(YouTube)
- LG が折り曲げられるプラスチック電子ペーパーを量産化、6インチで厚さ0.7mm
- 折り曲げてメールを送信、カナダの大学が紙のようなタブレット端末を開発
<巻物タイプ>
<スティックタイプ>
形状はもとより、どのようなディスプレイが読書にもっとも適しているのか、ディスプレイとじっくり向き合い、真剣に考えるのもアリかもしれません。
▼西久保 靖彦著「カラー図解でわかる 大画面・薄型ディスプレイの疑問100 液晶・プラズマ・有機EL・電子ペーパーはなにが違うのか? (サイエンス・アイ新書)」(ソフトバンククリエイティブ)