読書的な何か。

読書と読書にまつわるテクノロジー、雑記など。

2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Kindleソフトウェアの備忘録

昨年末、Kindle Paperwhiteのファームウェアがアップデートしたのですが、その際に調べた、Kindleソフトウェア関連情報についてまとめておこうと思います。 Amazonデバイスサポート デバイス・ソフト別にQ&A情報がまとめられています。 電子書籍リーダーの見…

『戦略読書』定点観測 - 2017年1月

はじめに 昨年の振り返りを受けて、今年は少しリニューアルしてスタートです。2017年の読書ポートフォリオ・マトリクス(以下、RPM)は下記になります。 図1 2017年版のRPM 昨年の実績値を参考に、年間200冊・読書時間460時間と設定しました。また、マトリク…

『遠読』を読むぞ

書店で手に取ってみて「うわ、難しい」と思い、図書館で借りてみて期限切れで返却し、、結局読めずにいるフランコ・モレッティの『遠読』。 遠読――〈世界文学システム〉への挑戦 作者: フランコ・モレッティ,秋草俊一郎,今井亮一,落合一樹,高橋知之 出版社/…

戦略的に読書をするためにやったこと2016

はじめに 三谷宏治さんの『戦略読書』に感銘を受け、2016年の1年間、お粗末ながら戦略読書を実践してみました。 具体的には、まず「何を読むか」「どう読むか」「どんなバランス(配分)で読むか」を可視化する「読書ポートフォリオ・マトリクス(RPM)」を…

「読んで理解する」とは何か(2)

はじめに 前回、読解方略に関してサーベイしている論文の、定義・モデル・効果等を簡単にまとめました。 犬塚美輪, "読解方略の指導", 教育心理学年報, Vol.52, p.162-172(2013). doksyo-tekは、読解方略とは、人が本を読むという行為を通じて、どうやって本…