読書的な何か。

読書と読書にまつわるテクノロジー、雑記など。

「フミカbot」の可能性

チャットボット、流行ってますね。自分でWebページをアレコレ見てまわるより、ボットと会話しながら情報を教えてもらったり、買い物ができたりしたほうが都合がいいシーンもあるということなのでしょう。

そんな中、好きなWebサービスの1つである「本のアプリStand」が本をおすすめしてくれるチャットボット「フミカbot」を試験公開しました。

standbk.co

LINE BOT API Trialを用いており、ユーザと会話しながら本のStandに蓄えられた本を3冊、おすすめしてくれます。

AndroidのLINEアプリの場合、「その他>友だち追加>QRコード」でフミカbot紹介ページの2次元バーコードを読み取ります。うまく読み取れれば、トークにフミカbotが現れますので、botをタップして、会話をスタートすればOKです。

2016年8月23日現在ですと、友だち追加が可能なユーザ数を超えているようで(LINEの正式コメントでは、トライアル版は1アカウントあたり5000名が上限)、友だち追加はできませんでした。

でも、会話はできました。そこで、何回か試してみました。

「読書」と入力すると・・・

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「泣ける本」と入力すると・・・

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「面白い本」と入力すると・・・

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それぞれ、なかなかのラインナップで、安倍公房の『砂の女』など、おお、面白いのか!?読みたいぞ!と思ってしまいました。

今はまだお試し版で、入力キーワードを糸口に関係しそうな本を紹介するといった感じです。ゆくゆくは、個人のスマホ(ないしはそれに代わる個人携帯端末)にはボットがいて、問いかけると(いや、生体情報をモニタリングしてて、適切なタイミングでボットが話しかけてくるか?)、その時々の気分、目にしたけど素通りしてしまっている情報、行動履歴等から本をおススメされることになるのかもしれません。

フミカbotはどういうロジックなのかしら。気になるなぁ。