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読書的な何か。

読書と読書にまつわるテクノロジー、雑記など。

『戦略読書』定点観測 - 2016年3月

はじめに

戦略読書・3月の定点観測です。

図1は、読書ポートフォリオ・マトリクス(PRM)を整理したものです。

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図1.読書ポートフォリオ・マトリクス(RPM

 

定点観測(2016/03)

上記RPMに基づいて実施した3月の定点観測結果です。

ビジネス基礎

なし

 

ビジネス応用

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「どういう教育が成功する子どもを育てるのか」を米国を中心とした研究成果を踏まえて示している。学力分析の本質は、アウトプット(学力)とインプット(家庭・学校資源)の関係の明確化および学力向上に寄与する重点投資の明確化である、と。

 

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中国スマホ・ソフトメーカーのビジネス戦略。疾走感にあふれた若々しい考え方や取り組みは必見。ユーザを友達と捉え、ともに製品やサービスを共創していく。ユーザを中心に、あらゆるものを相互につなげて価値を生み出す「インターネット思考」を提唱。

 

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個人がキャリアのイニシアチブを取る時代が来ている。ここでキャリアとは、イコール仕事、ではなく「仕事を軸にした生き方のプロセス」。そのプロセスを確実なものにするため、スキルセットや心構えなど、わかりやすい言葉で説く。

 

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問題解決のためのノート活用法。ツボフレーズは2つ。「具体的に見えていないものは、改善することが難しい」「問題解決とは、あるべき姿に状況を持っていくことで、問題そのものを根本から発生しないようにすること」。

 
非ビジネス基礎

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うなぎの生態研究の話。子ども向けなのでとてもわかりやすい。仮説の検証、広く見渡す視座、自説に捉われない柔軟な考え方など、研究に向き合う姿勢は共感できる。

 

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子育てをしながら、自身の体験とオーバーラップさせて「あるある」を「学び」に昇華させている。いいフレーズ(教訓?)がたくさん出てくるが、お気に入りは「やらないで後悔するよりも、勇気を出してやってみよう」。

 

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松本清張が書き記す、昭和20~30年代にGHQ占領下で起きたいくつか事件の取材・考察をまとめたもの。黒い霧は流行語にもなったらしいが、まさに言い得て妙。丁寧な調査と深い考察がないと、このような迫力のある文章は書けないと思った。

 

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手塚治虫の作品。テーマは同性愛と猟奇殺人。なんというか、手塚治虫ってこういう漫画も描くんだという感想。映画化もされたようだが、映像にするのは至難の業な気がする。

 
非ビジネス新規

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書斎を「こもる空間」「集中のスイッチを入れる」「学びや思索の質を高める」という観点から捉えなおしている。実際にIKEAとコラボして書斎を作っており、新書斎のイメージがわきやすい。

 

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世界の果てまでイッテQ!のイモトアヤコさんによるグローバル論。経験に裏打ちされた考えを自分の言葉で語っているのでとてもわかりやすい。お気に入りは「世界の常識はやったもの勝ち。恥をかくのを恐れずどんどん表に出ていくほうが、上達が速いし、チャンスも広がる」。

分析

以下は、3月のRPM分布と、累積(1~3月)のRPM分布です。

 

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図2.3月のRPM分布

 

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図3.累積のRPM分布

 

今のところ、累積で39冊・112.5時間を読書に費やしています。平均してみると年間156冊(月平均13冊)、総読書時間450時間(月平均37.5時間)の予測であり、当初予測の年間100冊・400時間はクリアできそうな感じです。ペースは落ちていますが、大事なのは量ではなくて質!(定量化難しいんだけど・・・)

今月の気づき(改良?)は1点です。

リーディング・フローの「活用ステップ」の一環として、一言感想文を付けてみました。自分メモレベルです。でも、言語化すると思いのほか丁寧に読み返す作業が発生し、その分、記憶の定着と言いますか、頭に残っている感じがします。この作業はもう少し深掘りしていってもいいかもしれません。

なお、前回、ビジネス基礎やビジネス応用は読むのに時間がかかるから重み付けをするかもしれないと書きましたが、今のところ特に重み付けはしていません(それほどこのジャンルを読んでいない)。

次は4月。半年くらいで振り返るのも楽しそうだなぁ。

参考