読書的な何か。

読書と読書にまつわるテクノロジー、雑記など。

FeedlyからInoreaderに移行しました

以前、読書的ニュースの情報収集は、「Googleアラート「読書」Feedly」で行っていると書きました。

doksyo-tek.hatenablog.com

ほんの数日前まで、これで運用していたのですが、Feedly、いつのまにか有料サービスに移行していたんですね。有料版じゃないと新規URL登録ができなくなっており、気づきました。ということで、最強のRSSリーダーとの名声を博するInoreaderに移行してみました。

参考にしたのは以下のページです。

webkikaku.co.jp

もちろんFeedlyからの移行も、FeedlyからOPMLをエクスポートし、Inoreaderにインポートするだけで簡単に行えました。

webkikaku.co.jp

Inoreader、すばらしい! Webページからも、スマホアプリからもあっさり同期が取れて、サクサクニュースチェックができちゃいます。

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図 シンプルで見やすい画面もいい感じ

まだ操作方法に慣れていませんが、ショートカットから詳細設定まで、使い方に合わせてカスタマイズも自在にできるようです。これから快適RSSライフで、読書的ニュースもどんどん探して行こうと思います!

『戦略読書』定点観測 - 2017年6月

はじめに

6月分の戦略読書状況です。梅雨の時期こそ、しとしと雨の音をBGMに読書を楽しみたいですね。最近、そういう風流な読書してないなぁ。くしくも本日、梅雨明けしてしまいましたが。。

さて、下記は、今年の読書ポートフォリオ・マトリクス(以下、RPM)です。昨年の実績値を参考に、年間200冊・読書時間460時間、マトリクスは横軸が「鍛錬⇔趣味」、縦軸が「基礎⇔応用」としています。

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図1 2017年版のRPM

定点観測

以下、軸別に読んだ本とその一言メモになります。

趣味-基礎

日常が突然脅かされる恐怖。リアルな描写がありそうだな感を加速させる。地球に適応できるハイブリッドな宇宙人を作り上げるための、壮大な地球侵略物語なのか!?

ちなみに、結末に賛否両論あるみたいだけど、個人的には考える余韻を残していて、アリ!

 

タイムスリップ。謎。怖い。いたるところにワクワク・ドキドキする要素が伏線として用意されている。

伏線がうまく回収されながら話が進んでいくあたり、緻密なストーリー構成。いやこれ、ホントに面白い。

ちなみに、最終巻は本編を肉付けするサブストーリー集になっています(って書くの、ネタバレじゃないですよね)。

 

相変わらずのリアル。1巻を読んでからだいぶ経っていたので、思い出しに時間がかかるかなと思ったら、意外にスルスルと読み始められた。トピックが読み切りになっているところも関係していると思うが、おそらく、この作品そのものが頭にしっかり残ってるから、だと思った。

 

なんというか、設定は2010年代のはずなのに、どことなく、1990年代の匂いがする。ラブストーリーだし、まぁわかるんだけど、個人的にはあまりグッと来なかったかもなぁ。

 

趣味-応用

タマゾン川   多摩川でいのちを考える

タマゾン川 多摩川でいのちを考える

 

子供向けのやさしい語り口とわかりやすい解説。その分、多摩川がいかに公害にさらされて、そしてそれを克服してきたかがわかる。公害で死んで、そのあと地道な活動を通じて復活した多摩川の物語。

下水処理場と現代の河川の在り方、気づかなかったなぁ。

 

鍛錬-基礎

なし

 

鍛錬-応用 

世界の美しい空港

世界の美しい空港

 

国の玄関であり、何か、これから非日常に入り込もうとする高揚感を伴う空港。そんな各国の空港の魅力を写真で紹介する一冊。ホントに旅行したくなります。

個人的には、タイ・スワンナプーム国際空港がかっこよくて行ってみたくなりました。

 

分析

まずは今月のRPMです。今月から以下のように分類を整理しました。

  • 時間:「鍛錬基礎」「鍛錬応用」「趣味基礎」「趣味応用」それぞれ何時間読んだか
  • 紙-購入:書店等で購入した書籍や雑誌
  • 紙-TSUTAYA:レンタルコミックや書籍
  • 紙-図書館:図書館で借りた書籍や雑誌
  • 電子-スマホ電子書籍のうち、スマートフォンで読んだコンテンツ
  • 電子-専用端末:電子書籍のうち、専用端末(Kindle)で読んだコンテンツ

上記の修正は、TSUTAYAでレンタルしたマンガをカウントできなかったことによる修正です。また、これまでやや曖昧だった、紙なのか電子なのかという軸と、どこで手に入れたのかという軸に分けました。これで統計を取る時、少しスッキリするかと思います。ちなみに、この変更に伴い、エクセルもだいぶスッキリしました。

さて、今月の分析ですが、今月はマンガの月。「アイアムアヒーロー」「僕だけがいない街」両作品を読破しました。終わっているマンガを一気通貫で読むと、もう小説を読んでいるのとまったく変わりません。インプットが文字が中心か、絵が中心かの違いにすぎません。マンガ、改めていいなぁって思いました。

以下、今月のRPMグラフ。積み上げ縦棒が冊数、折れ線が読書時間です。

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図2 今月のRPM

続いて累積のRPMですが、こちらも各月のRPM同様、分類の整理を反映させました。

たまたまですが、「鍛錬応用」でかかった読書時間と、「趣味基礎」でかかった読書時間が同じくらいになっています(書籍は1冊4時間、マンガは1冊30分で計算)。doksyo-tekはなかなかの遅読なので、マンガにかける時間、もう少し増やしてもいいのかも。

あと、もう毎月のお決まりになってますが、じっくりゆっくり、気になる古典を味わえるようになりたいものです。

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図3 累積RPM

次に読む本

戦略読書のキモは、他人と差別化するために、他人と違う本を戦略的に読みこなしていくことになります。そのために考えた作戦が、組み合わせて自分が選ばない本を選んでみるというものでした(図4参照)。

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図4 組み合わせて自分が選ばない本を選んでみる

この仕組みに則り、今月も本を選んでみました。

①キーワード(思い浮かんだ単語を書き出すだけ)

デザイン、飛行機、浜辺、恋愛、スマホ、エロ、ヒーロー、ひげ、ライフル銃、侵略、細菌、ウイルス、不快感、不思議、タイムスリップ、過去、パラレルワールド、時間、社会福祉士、弱さ、下水処理場、公害、魚、生物多様性外来種

 

②トピック(順番に5つに分けただけ)

  1. デザイン、エロ、細菌、過去、下水処理場
  2. 飛行機、ヒーロー、ウイルス、パラレルワールド、公害
  3. 浜辺、ひげ、不快感、時間、魚
  4. 恋愛、ライフル銃、不思議、社会福祉士生物多様性
  5. スマホ、侵略、タイムスリップ、弱さ、外来種

 

③選んだ本(各キーワードをAmazonでAND検索。ヒットしなかったら、後ろからキーワードを減らしていく) 

エロの「デザインの現場」

エロの「デザインの現場」

 
救命センター カルテの向こう側

救命センター カルテの向こう側

 
君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)

 

 

今月は『君の膵臓をたべたい (双葉文庫)』にしてみようと思います。最近文庫本も出たようですし、あまり泣ける小説系は読まないのですが、これこそ自分の中で読まない本を選ぶ醍醐味!

あ、この本、ベストセラー本だから他人と違う本を選ぶという観点ではまったく要件をクリアしていない・・・

ま、たまにはいいか。

 

④次に読む本ストック

このリストだけで1ヵ月くらい読書できそうになってしまうかもしれませんね。それはそれで面白いかも。

参考

 

読書的ニュース2017-06

Twitter@doksyo_tekにつぶやいた#読書的ニュース、2017年6月分です。

だいぶ慣れてきました。先月はモーメントもバリエーションを持たせたら面白いかもと書きましたが、ハッシュタグでトピックスを分類し、そのままモーメント化するのもありかも。あと、テーマ串刺しでモーメントも作ってみたい。Twitter、なかなか楽しいです。

twitter.com

速読の科学(2)

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はじめに

前回(ってもう3ヵ月以上前…)、速読に興味を持ち、速読の論文とちまたの速読本を比較することを考えました。

以下はきっかけとなった記事です。

www.lifehacker.jp

そして、読んでみようと思った論文。

Keith Rayner, Elizabeth R. Schotter, Michael E. J. Masson, Mary C.Potter, and Rebecca Treiman. "So Much to Read, So Little Time: How Do We Read, and Can Speed Reading Help?", Psychological Science in the Public Interest 2016, Vol.17(1) 4-34.

 さらには、比較としての速読本です。 

速読で脳と仕事が変わる! (宝島SUGOI文庫)

速読で脳と仕事が変わる! (宝島SUGOI文庫)

 

どこをどう比較していくかを考えるのも楽しいのですが、まずはそれぞれの文献を読み進めていきたいと思います。ということで、ここから数回にわたり、論文を読んでいきます。

論文について

タイトル

タイトルは「So Much to Read, So Little Time: How Do We Read, and Can Speed Reading Help?」。「少しの時間でたくさん読むために、どのように読めばスピードアップできるか?」といった感じでしょうか。

キーワード

  • 読書
  • 速読
  • 眼球運動
  • 高速逐次呈示法(Rapid serial visual presentation)
  • 言語認識
  • 理解

並べてみると、読書時における眼の動き、その際の言語認識と理解、そして謎の手法(高速逐次呈示法、はググりました。かつ、前回は「経時」だと思っていた言葉は「逐次」かも)が関係している論文なのだとわかります。

論文構成

次に、論文構成を見てみます。目次がなかったので、見出しを抜き出してみました。章番号は勝手につけています。

  • 1章 イントロダクション
  • 2章 読書、スキミング、速読
  • 3章 読書プロセス
    • 3‐1 書字システム
    • 3‐2 視覚処理と眼球運動
    • 3‐3 言語認識
    • 3‐4 理解
    • 3‐5 自然読解プロセスの結論
  • 4章 高速逐次呈示法
    • 4‐1 高速逐次呈示法における短文の読み
    • 4‐2 高速逐次呈示法における読み
  • 5章 読書スピードと理解の維持
    • 5‐1 速読コース
    • 5‐2 スキミング
    • 5‐3 速読技術
    • 5‐4 読解練習
  • 6章 結論

1、2章で論文の概要、3章で読書をプロセスとして見た時の各種切り口、4章で高速逐次提示法の説明、5章で速読の方法、6章でまとめと今後の課題が述べられています。もう、ちょっとした本みたいですね。

摘要

では、次はいよいよアブストラクトを読んでみます。なお、全訳はしません。あくまでかいつまんで意訳しているつもりです。従いまして、内容について齟齬が生じる可能性があります。正しくは、リンク先の論文をお読みになってください。

  • 速読は、「読書ダイナミクストレーニングプログラム」(Reading Dynamics training program、1959年、Evelyn Wood)が起源。最近は速読アプリも人気
  • 研究によれば、速度と精度はトレードオフ
  • テキストの完全な理解を求めなければ、スキミングである程度読むことができる
  • 理解したまま読書速度を上げるには、たくさん言葉を知っている必要がある

「速度と精度はトレードオフと言われているけど、言葉をたくさん学べば、理解を保ったままスキミング(飛ばし読み)もできる」ということのようです。

1章 イントロダクション

次は1章のイントロダクションです。

  • 世界速読チャンピオンの読書スピードは4200WPM(1分あたり4200語)。ハリーポッターの本を47分で読むくらいのスピード
  • 通常の成人だと、200~400WPM
  • 「一目で多くの視覚情報を取得し、かつ脳内で読み上げまでできれば」読書スピードがあがる
  • その手法は、RSVP(Rapid Serial Visual Presentation、高速逐次呈示法、デジタル上で動的にテキストを提示する手法)である

この論文の骨子も次のようにまとめられています。

  1. 通常の読みに関する心理学研究を概観
  2. 比較として、近年人気が出てきたRSVP速読技術を概観
  3. 1,2を踏まえ、読書速度を向上させる方法について検討

この論文の結論は、以下の通りです。

  • 読書スピードと理解の両方を満たす、特徴的で簡単な学習行動はない
  • ただし、効果的・実践的なスキミング手法はある

論文なので、冒頭に骨子と結論が述べられています。繰り返しになりますが、要するに読書スピードと理解の両方を満たす、特徴的で簡単な学習行動はないが、効果的・実践的なスキミング手法はあるということです。

この後、本論では、どうしてこうなのか、その内容が解き明かされていきます。

終わりに

前回「速読は不可能である」というニュースを知り、現在の速読の姿を、理論と応用という2つの側面から見ていきたいと構想しました。

今回からしばらく、まずはサーベイ論文を読んでいくことで理論的な側面に迫ってみようと思っています。次回以降、今回見てきた内容を少しずつブレイクダウンしていきます。ということで、今回はこのへんで!

参考

『戦略読書』定点観測 - 2017年5月

はじめに

少しずつ遅れを取り戻しつつあります(自分に甘い)。5月分の戦略読書状況です。

下記は、今年の読書ポートフォリオ・マトリクス(以下、RPM)です。昨年の実績値を参考に、年間200冊・読書時間460時間、マトリクスは横軸が「鍛錬⇔趣味」、縦軸が「基礎⇔応用」にアップデートしました。

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図1 2017年版のRPM

定点観測

趣味-基礎

サザエさん 2017 春 (週刊朝日増刊)

サザエさん 2017 春 (週刊朝日増刊)

 

生誕70年の間は定期的に出るのかな。巻末の表紙原画ギャラリー、とてもキレイ。あと、やはりサザエさんは世相を映すマンガだよね。所々に挟み込まれてる解説記事を読むとよく分かる。

 

山と食欲と私 2巻 (バンチコミックス)

山と食欲と私 2巻 (バンチコミックス)

 
山と食欲と私 3巻 (バンチコミックス)

山と食欲と私 3巻 (バンチコミックス)

 
山と食欲と私 4 (BUNCH COMICS)

山と食欲と私 4 (BUNCH COMICS)

 

うーん、安定の飯テロ。山と食への愛情があふれてて、何度も読み返したくなる。奥穂高岳から筑波山山コンまで、幅広く山アクティビティをカバーしてて読んでてホントに飽きない!

 

1984年 (まんがで読破 MD100)

1984年 (まんがで読破 MD100)

 

管理統制される世界。マンガでも十分恐さが伝わってきた。これ、小説で読んだらもっと怖いんだろうな。ということで、小説でも読もう。

 

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

 

読みたいなと思いつつもずっと積ん読していた本。思うことは、こんなにかっこいい本を積ん読しててもったいなかったと思う気持ちと、大人になった今になって読めてよかったという気持ちが交錯している、ということ。改めて、出会えてよかった本でした。

 

みんなの世界 (岩波の子どもの本)

みんなの世界 (岩波の子どもの本)

 

1953年の本。図書館で借りたものは、2003年で22刷。

今だったらアウトな表現も多いが、伝えたい本質は変わっておらず、今の子どもたち、いや場合によっては大人にだって、ちゃんと伝わる内容の本だと思う。タイトルも好きだなぁ。

 

おとな小学生 (一般書)

おとな小学生 (一般書)

 

大人になって振り返る、子どもの頃のとても繊細な気持ちの数々。子どもの頃ってみんな、目の前に広がる新しい世界に圧倒されながらも少しずつ順応していったんだな。そんなことを思い出させてくれる一冊。いいエッセイでした。

 

よい子への道 (福音館の単行本)

よい子への道 (福音館の単行本)

 

よい子になるために、やってはいけないことが網羅されている!小学生が好きそうなギャグが散りばめられた、不思議な本。オマケのパラパラマンガ風のイラストもあったかくて、面白い。

 

趣味-応用

なし

 

鍛錬-基礎

なし

 

鍛錬-応用

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

 

 空間、情報、思考の整理をすることで問題解決の手がかりと方向性が明確になる。というお話。考え方とか具体的な実践方法とか、とても参考になったので少しずつ試してみようと思う。

 

社内プレゼンの資料作成術

社内プレゼンの資料作成術

 

 これは本当に勉強になった。簡便かつ効果的にプレゼンテーションするためのメソッド。すぐに実践したくなるし、実践できる。実際、すぐ使い始めたら効果があった気がします。

 

分析

以下は今月のRPMです。棒グラフが冊数、折れ線グラフが読んだ時間です。「趣味-基礎(小説、マンガ類)」はやはり強力です。

今月も、ジャンルは「趣味-基礎(小説、マンガ類)」、読書形態は「紙」が多いです。ただ、図書館で借りた本は優先的に読むようにしているため(返却期限があるから)、少しずつではありますが、グラフに食い込んできています。

この統計、集計にエクセルを使ってグラフ化しているのですが、ややメンドクサイ。いや、かなりメンドクサイ。エクセルを修正し、何を読んだから1回の入力でグラフが出てくるまで作りこんでおきたいと思います。そのほうが間違いも減るだろうし。どういうふうに集計をしているのかもどんどん整流化しておきたいなぁ。

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図2 今月のRPM

続いて、累積のRPMです。

累積のグラフは、時間は「鍛錬-応用(ビジネス書、情報系専門書)」、冊数は「趣味-基礎(小説、マンガ類)」、媒体は「紙」が多いです。

媒体については、時間と場所による使い分けをしていることもあり、特に軽く読むことができる「趣味-基礎(小説、マンガ類)」などは、少しずつ紙系(紙・図書館)と電子系(スマホ・専用端末)が拮抗している気がします(言い過ぎかな)。

そして、相変わらず「鍛錬-基礎(古典)」「趣味-応用(新書、学習マンガ)」が低い。。このジャンルは昨年度からの課題ですね。古典のような難読書(って言いきっていいのか)をいかにライトに読み下すか。もっと気軽に新書類を読むにはどうしたらよいか。今年も引き続き、あれこれ挑戦してみたいと思います。

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図3 累積RPM

次に読む本

戦略読書のキモは、他人と差別化するために、他人と違う本を戦略的に読みこなしていくことです。そのために考えた作戦が、組み合わせて自分が選ばない本を選んでみるというものでした(図4参照)。

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図4 組み合わせて自分が選ばない本を選んでみる

この仕組みに則り、今月も本を選んでみました。

①キーワード(直感で選んだ。タイトルからのキーワード抜粋が多め)

家族、山ガールワンダーフォーゲル人工知能、恐怖、青春、高校生、本質、世界観、親子、振り返り、ギャグ、笑い、整理、整頓、白、パワーポイント、承認、陣地、表裏

 

②トピック(順番に5つに分けただけ)

  1. 家族、青春、振り返り、白
  2. 山ガール、高校生、ギャグ、パワーポイント
  3. ワンダーフォーゲル、本質、笑い、承認
  4. 人工知能、世界観、整理、陣地
  5. 恐怖、親子、整頓、表裏

 

③選んだ本(各キーワードをAmazonでAND検索。ただしヒットしなかったら、後ろからキーワードを減らしていく) 

家族シアター

家族シアター

 
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)

 
あの人はなぜ、ささいなことで怒りだすのか

あの人はなぜ、ささいなことで怒りだすのか

 
2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方

2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方

 

 

今月は『2020年人工知能時代 僕たちの幸せな働き方』にしてみようと思います。流行りのAIと、流行りの働き方。どちらも、一過性の流行りで終わってはよくないと思うのです。少しでも、AI×働き方のヒントがあると、いいなぁ。

 

④次に読む本ストック

けっこうたまってきてます。少しでも触れないジャンルの本を、と思っていますが、最終的にdoksyo-tekの趣味主張が現れてしまいますね。さてさて、面白く読めるかなぁ。

参考